第42回日本頭蓋顎顔面外科学会学術集会
頭蓋顎顔面外科とはその名の通り「あたま」と「アゴ」を含む「顔」の変形に対する治療を行う分野です。変形の原因には生まれながらの異常や、様々な病気や怪我などがあります。 大切な顔を扱う分野ですので、機能面での改善はもちろん美容的な面にも配慮しながら治療にあたっています。メンバーは形成外科医のほか矯正歯科医、耳鼻科医などからなりこの分野の発展のため日々研鑽しています。 ここではわれわれが扱う代表的な病気について説明します。また、当学会認定の日本頭蓋顎顔面外科学会専門医名簿と専門医の所属・専門分野一覧も掲載しております。
本学会は、頭蓋顔面の骨格性変形を治療する頭蓋顔面外科、顎を中心とした骨格性変形を治療する顎顔面外科、頭頸部癌の再建治療を行う頭頸部再建外科、唇顎口蓋裂・小耳症等の顔面先天性発育不全の治療、顔面骨骨折の整復、外傷及び腫瘍切除後の顔面組織の再建、顔面神経麻痺や眼瞼下垂等の顔面先・後天性疾患の治療、顔面の整容・美容外科等、顔面とその近接する頭部や頸部などの領域における幅広い疾患に対する集学的な外科治療の進歩、発展に努めていきます。