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顔の輪郭形成りんかくけいせい

病気の説明

顔面の骨は、頭蓋骨、上顎骨、頬骨、下顎骨、鼻骨などから成りますが、それらの骨の長さ、大きさ、位置関係の違いによって、顔のバランスは変わり、様々な顔の輪郭として現れます。それは生まれつきのこともあれば、何らかの後天的な要因によって、変わることもあります。輪郭を変えて整え、より良い形態に修正していくのが顔面の輪郭形成術です。多くの場合、美容的な要素が強くなるため、慎重な診断と治療が求められます。

診断

診断は顔面骨の外科手術に精通した医師によって、患者さん本人の訴えや希望をふまえた上、顔貌の視診、規格レントゲン写真(セファログラム)、CTなどを通して行われます。治療対象となるのは、頬骨の出っ張り、小さかったり長かったりする顎、骨格から来る受け口や出っ歯、顔面の非対称、眉部の突出などです。中には噛み合わせに関係する変形も含まれるため、時に矯正歯科医の協力が必要になります。治療は、どの部位をどのくらい変えるのかによってさまざまな方法がありますが、一般に顔の輪郭を変えるということは、容易なことではありません。手術は通常全身麻酔下に行い、骨を削ったり、切って動かしたり、骨を移植したり、また異物(インプラント)を挿入したり、筋肉・脂肪・皮膚などの軟部組織を操作したりします。いずれにせよ、顔面の輪郭のバランスが悪い原因が骨格にあるのか、軟部組織にあるのかを分析して、患者さん一人一人に合った最適な手術治療を選択することが大切であり、経験と知識が豊富な頭蓋顎顔面外科医のもとに行なわれるべきであると考えます。

下顎角部のエラ張り
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