理事長挨拶

理事長挨拶

日本頭蓋顎顔面外科学会 理事長 亀井譲

日本頭蓋顎顔面外科学会
 理事長 亀井 譲
(名古屋大学大学院医学系研究科
形成外科学講座)

一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会は、1983年(昭和58年)に形成外科医を中心に、脳神経外科医、耳鼻咽喉科(頭頸部外科)医、矯正歯科医らにより発足しました。頭蓋骨や顔面骨の変形を治療する頭蓋顔面外科、頭頸部癌切除後の再建を行う頭頸部再建外科、顎の変形を治療する顎顔面外科を中心に、唇顎口蓋裂などの顔面の先天性異常の治療、顔面神経麻痺などの先天性・後天性疾患、顔面の美容外科など、幅広い領域に集学的に診断・治療を行っていく学問を発展、進歩させる学会です。当初は「日本顎顔面外科学会」という名称で発足し3年後に「日本頭蓋顎顔面外科学会」と名称変更がなされ、軟部組織だけでなく硬組織の再建も含めて扱おうという形成外科領域の中でより専門性の高い学会として注目されました。しかしながら30年を過ぎた現在、会員数、学術集会における演題数や機関誌への投稿論文数、何よりも専門医取得者の停滞が見られ、多くの会員から、学会の活性化を求められております。この数年、代議員の増員、機関誌のオンライン化やホームページのリニューアル化などの改革が行われてきましたが、未だ活性化を取り戻したとは言えません。本学会は、創傷外科領域や皮膚腫瘍外科領域などの若い医師が容易に携われる分野と異なり、専門性が高いがゆえに溶け込めることができないのかもしれません。しかし、この専門性が高い部分に多くの会員が魅力を感じるのも事実だと思います。前理事会において、今回若返り理事会を結成していただいたので、若い理事を中心に第15代目理事長として、唯一臓器名のついた本学会を若返らせ、盛大にすべく、また会員数を増加させるべく、魅力ある学会にしたいと思いますので、皆様のご指導、ご協力をよろしくお願いいたします。